教育文化部会

地域の課題

 南郷地区の発展のためには、将来を担う子どもたちや若者たちが南郷を愛し、この南郷にずっと住みたいという大人に成長していくことと、大人も地域のことを学ぶことが大切です。 

 そのために、子どもたちには地域を愛する環境づくりが必要であり、大人も常にこのことを考え、勉強し自らも成長していくことが必要です。そして、常に世代間交流の場を設定し、子どもたちの育成はもとより、若者たちの地域活動への参加を促し、地域に貢献する人材発掘を行っていく必要があります。 

 南郷地区は、これまで全部の自治区(現在は9つの自治区) が一体となって活動し発展してきました。その過程で培われてきた財産は「南郷は一つ」という言葉に凝縮されています。その南郷地区の伝統と文化を継承していく必要があります。 

部会ビジョン

 〜学び高め合い伝え合うまち南郷〜  

 南郷地区は、南郷村当時の農村地帯から着実な発展を遂げ、人口が増加した比較的新しく形成された地域です。育った環境の違う人達が、南郷地区として思いを一つにし、ともに高め合うためには、この地域の歴史や文化、人物を学ぶことが大切です。 

 

 若者や子どもたちは、知識や経験豊富な地域の古老から学び、大人たちも子どもたちと共に学び高め合うことで、明るく活力のある未来につながる南郷地区を目指します。

目標及び具体的活動

子どもたちの笑顔あふれるまちづくり 〜掛東学園活動の推進〜

 「地域を愛することは、地域を知ること」という言葉があります。南郷地区の将来を担う子どもたちが、地域の人・もの・こころを知ることは、南郷を愛することに通じます。まずは、地域の大人たちとの交流の場を設定し、地域の大人たちとの交流を進める中で、子どもたちに「ぼくやわたしのふるさとは南郷」の意識を高めていきます。そうした取り組みは「掛東学園子ども育成支援協議会」が願う子ども像、「地域の子どもや大人に進んでかかわり、やさしさいっぱいの子」「地域の将来を考え、担っていくことのできる子」「地域の豊か自然、文化、伝統、行事を大切にする子」の育成に直結するものです。 

 

《具的活動》

  1.  子どもと大人の交流の場づくり
    ・南郷文化祭・読み聞かせ
  2.  子どもたちが自ら担う場づくり
    ・小学生広場など

地域の歴史・文化を学び伝えるまちづくり

 南郷地区には、平成2年6月に「南郷地域生涯学習センター」が設置され、地域住民の交流の場として、また、地域文化の発信の場として今日に至っています。 また、河井弥八記念館、希望の丘、陣場峠、東名高速掛川インターなど様々な地域資源があります。これらを記録に残し、学び伝えていくことは、私たちの責務です。 

 

《具的活動》

 

  1. 南郷文化祭
  2. 地域の歴史・文化の伝承
    ・講演会等の開催
  3. 講演会等の開催
    ・南郷よいとこさがしなど